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コンビニバイトを始める際にオススメ!タバコの銘柄の覚え方
コンビニバイトは初めてのアルバイトとして定番の1つです。コンビニバイトは1つの業務について専門的な知識を求められませんが、「お店で販売しているタバコの銘柄を覚えられず最初のうちは苦労した」なんて話は良く聞く話です。
今回はコンビニバイトで最初につまずきやすいタバコ銘柄の覚え方についてご紹介します。早く仕事に慣れることができるように、少しでも不安を解消しておきましょう。
目次
タバコの特徴を押さえる
タバコを見分けるにはまず特徴を押さえることが重要です。その特徴は大きく分けて以下の3つです
- タールの量
- タバコの長さ
- 入れ物の種類
タバコを販売する際には銘柄だけではなく、この3つの特徴を覚えておくこと必要になります。
タールの量
タールの量とは入れ物に表記されている「mg(ミリグラム)」の数値です。タール量でバリエーションがある銘柄では、パッケージの表面に数字が表記してあるものがほとんどです。
「○○(銘柄)の○○ミリ」とお客さんから注文された時には、あわてず正確に数値を確認しましょう。タールの量を指定してこない場合はその銘柄で一番タール量の多いものを指しているケースが多いですが、慣れるまでは「何ミリですか?」と確認することをおすすめします。
ここで注意したいことは、パッケージの横側には「ニコチンの量」も併せて表記されているということです。銘柄のバリエーションはあくまでテイストやタールの量で分かれているので、ニコチンの量とタールの量を混同しないようにしましょう。
お客さんが「○○ミリ」と言った時は、ほとんどの場合がタール量のことを指しています。
タバコの長さ
タバコの銘柄の中には通常のサイズに加えてロングサイズが用意されているものもあります。パッケージが一回り大きくなっており「100’s」という表記がされているので覚えておきましょう。
注文される時は「○○のロング」や「○○の100」などと言われることが多いです。
まれに「○○の100ミリ」と言うお客さんもいますが、この場合の「ミリ」はタール量ではなく長さのことなので、注文された銘柄のロングサイズを渡せば大丈夫です。
入れ物の種類
タバコの入れ物には柔らかい「ソフトケース」と「ボックス」の2種類が存在します。これも銘柄によって両方用意されているものと、どちらか片方しか用意されていないものに分かれているので注意が必要です。
同じタール量・同じサイズでもソフトとボックスが混在している場合があるので、お客さんが指定していない場合は「ソフトですか、ボックスですか?」といった具合に確認を取ると安心です。
ちなみに、ロングサイズのタバコはボックスタイプのもしかないので覚えておきましょう。
独特の呼び方や略称を頭に入れておく
タバコの銘柄には略称が存在していることも多く、タバコを注文するお客さんは長い正式名称よりも手短に言える略称を使うことも珍しくありません。
「正式名称を一生懸命覚えたのに、略称で言われても分からない!」なんてことにならないよう、代表的なものだけでも頭に入れておくと接客がスムーズになります。
人気の銘柄で略称を覚えておきたいものは「セブンスター」と「マルボロ(マールボロとも言う)」の2つです。
セブンスターは「セッター」「セッタ」などと注文されることも多く、「セッターの○○ミリボックス」といった形式が一般的です。
マルボロの場合はバリエーションによって呼び方が異なり、一般的には赤いパッケージものを「赤マル」、金色のパッケージ(マルボロライト)を「マル金」と略します。覚え方が少し独特なので注意です。
人気銘柄の1つであるメイビスは、昔マイルドセブンという商品名で「マイセン」という呼び名が一般的でした。今でもその名残でマイセンという名前を使って注文するお客さんがいないとも限らないので、予備知識として覚えておきましょう。
人気の銘柄を中心に場所を把握する
コンビニバイトでタバコが陳列されている棚の配置は、銘柄毎に区切って分けられています。人気の銘柄は種類も多く、それだけ棚の面積を占有している場合が多いです。
裏を返せば、人気の銘柄はすぐ目に入るので見つけやすく目印にできるということでもあります。
見つけやすい人気銘柄を基準に考えて、「この銘柄はあの銘柄の下にあったな」というように考えると比較的スピーディーに注文された銘柄を取り出せるようになります。
ただし、この方法で注意したいのは、棚のレイアウトは変更になることがあるという点です。コンビニに置かれている棚の陳列順は、じつは店舗が独自に決めている訳ではありません。
JTやマルボロをはじめとするタバコの銘柄を取り扱うメーカーの営業さんが、定期的にお店を訪れて入れ替えていることもあります。
売れ筋のものは目に付きやすいポジションに据え置かれているケースも多いですが、マニアックな銘柄はよく移動させられるので、その都度確認しておきましょう。
覚えるための機会を積極的に見つける
コンビニバイトとして働く中で、お客さんから注文されたタバコを取っているだけでは銘柄を覚えるまでに時間がかかってしまいます。タバコの銘柄を覚えるまでの時間を短縮するためには積極的にタバコに触れる機会を増やすことが大切です。
例えば、タバコの品出しを積極的に行うというのも手段の1つです。1つ1つ銘柄と場所を確認しながら補充することで暗記までの時間短縮が期待できます。
研修期間中などで働き始めたばかりの新人さんには、先輩スタッフが横についてくれることも多いので、適当な銘柄を言ってもらって自分が取るなどのクイズ形式で問題をだしてもらうのもよいかもしれませんね。
もちろん、忙しいときなどはお客さんや先輩スタッフに迷惑をかけてしまうので、タイミングをみて行うようにしてくださいね。
まとめ:タバコの銘柄は基本を押さえることが大切
コンビニにあるタバコの種類は100以上に及ぶことも珍しくありません。こう聞くと身構えてしまうかもしれませんが、その多くは「ある銘柄のバリエーション」なのです。
「メビウスの中でも何種類もあって混乱する」と考えるよりも、「メビウスという基本の銘柄が分かれば近くにバリエーション商品がある」と捉えると気持ちが楽になりませんか?
また、コンビニのタバコ販売では、銘柄で指定するお客さんよりも「○○番ください」と番号で指定してくれることの方が多いので心配はいりません。
コンビニバイトで働き始める方がつまずきやすいタバコの銘柄ですが、ポイントを押さえて即戦力を目指しましょう。